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高生研活性化のために、私たちに必要なこと(藤川) [通信原稿]

 「別れの集い」では、大会に202名の参加があり大成功であったことが報告され、また次回大会は茨城県つくば市で2014年8月9日(土)から11日(月)筑波学院大学で開催予定であることが紹介されました。茨城といえば磯山さんです。数年前県大会の講師としてお招きしました。そのお返しに来年はみんなで「つくば」に押し掛けましょう。

 午後からは総会です。全国高生研の役員並びにグループ員そして一人ひとりの会員の尽力により、一時は全国高生研は「ちから尽きて崩壊するのか」と危ぶまれたのが、不死鳥のように甦り、この大会を成功させた様を目の当たりにし、40年間高生研に関わり続けてきた私にとって感慨深いものがありました。

 本大会の成功は京都高生研のちからはもとよりですが、特に大会グループを率いる久田さんの八面六臂の活躍が大きいと思います。

 私が全国大会に参加するのも、近畿・関東以外の地での開催を見届けるまで(近畿・関東での交互開催でもいいのではとも思いますが、熊本大会を経験した者としては地域高生研の活性化のためにも近畿・関東以外の地での開催を実現してほしいものです)あと3回くらいでしょうから、ここで辛口の批評をさせていただきます。
 
 どこの組織でもそうなんでしょうが、情報の開示が遅すぎます。全国会員の内の現金会員が占める数が97人(なんと4分の1)もいるというのが開示されたのは、1年くらい前。もっと早く分かっていれば全会員の4分の1を切り捨てることになる、全国会員は銀行引き落とし会員でなければならないという規定にはもっと早くからもっと徹底的に反対することが出来たのにと思います。総会での発言の中に「古い現金会員の皆さんさようなら、新しい若い会員の皆さんこんにちは」みたいな発言がありました。確かに新しい若い会員の皆さんを獲得することは現在の全国高生研にとっては最重要課題でしょうが、私は寂しい思いでその言葉を聞きました。「引き落とし会員は遠慮します、でも現金会員の形でだったらこれまでのように高生研を応援したい」という人の気持ちをもっと丁寧に掬い上げることは出来なかったのでしょうか。
 
 こうして比叡山と京都の街を借景しての全国高生研大会という夏の熱い祭りは幕を閉じました。
 と例年だったらここで終わるところですが、今回は大阪高生研の呼びかけにより夕刻より「学校で憲法を語るつどい」が「京都テルサ」で開かれました。大阪高生研には足を向けては眠られないくらいに恩義をこうむっている私(熊本高生研と言うべきか?)としては、なにがなんでも参加しなければなりません。そして参加した甲斐が、学びがありました。ポスターセッションという初めて経験する手法でした。60名余の参加者が8つのセッションに分かれ、それぞれの実践報告を聞き、論議するというものでした。「ぴら一」を始め大阪高生研の何が出てくるか分からない奥深さを感じました。
 
 私が注目したのは、杉浦先生の「憲法96条をもとに教室で模擬国会」でした。私の65歳の完全退職まであと1年半、ということはあと2回はこの実践をパクる機会があるということです。さあ,上手いことパクれるかどうか、お立会い。(おしまい)

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