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生活指導に必要なこと(白石陽一『高校生活指導190号』 [通信原稿]

 悩みや憤りを行動に移すには、やはり「溜め」が必要である。
 力を発揮するためには、条件や道筋を知ることが必要であり、そのための仲間の支えや居場所も必要だからである。
 そのための基礎づくりが、じつは、学校教育全体をとおしておこなう生活指導なのである。たとえば、少年期では「遊び」や「交わり」を通して「対等」の関係をつくる基礎を養っておくことが必要である。
 「対等をつくる力」をふまえて言語でのコミュニケーションを行なう「討議(会議)」の力を身につけておく。
 さらに、おとな・教師・世間など、いわゆる権力的な存在と対等に向き合う力をも身につけていく。これらは、高校生活指導実践の伝統である「自治」概念を発展させることにつながっている。


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