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熊本県高校生活指導研究協議会第45回県大会のご案内 [お知らせ・連絡]

実践提案「子どものSOSを見逃さないで」
(講師:清田一弘さん)13:00~15:20

子どもを「きちんとさせよう」という“熱血指導”が流行のようですが、このやり方では、子どもをおいつめて、子どもから反発を受け、教師も傷ついてしまいます。あるまじめな教師は“問題が起きたらとにかく家に行け!”という先輩の教えにしたがって、子どもの問題行動に“熱心に”取り組みながらも、子どもから拒否されてしまいました。

このような苦い経験を「糧」にしながら、教師が子どもとともに成長しなおしていった物語です。じつは、「問題」をおこし「暴力的」になる子どもは、人に言えない「生きづらさ」をかかえています。<子どものSOSを見逃さないで>という子どもの発する声に応えながら学びの意欲を回復していきます。

この実践は、教育と社会から「排除」されがちな子ども・生徒に応答し、教育と福祉が連携する道を探りながら教育という営みそのものを問いなおす試みなのです。
(清田一弘・志成館高等学院 NPO法人日本教育相談研究所「くまもと共育会T・T」)

実践報告「勉強とスポーツ以外で高校生の生きる道をつくる」
(講師:吉田真一さん)15:40~18:00

高校生に対して“勉強をしろ”、“スポーツをがんばれ”と叱咤激励するだけで、生徒たちの進路に責任が持てるでしょうか。彼ら・彼女らが社会で生きていく力をつけることができるでしょうか。
公立高校教師の吉田さんは、「菊池世界一プロジェクト~流しそうめんで世界を越えろ~」や「菊池川流域プロジェクト」などコミュニティーカレッジ構想をうち上げて、菊池市役所や商工会や観光協会からも注目されています。

生徒が地域の人たちと一緒にイベントをつくることで「地元の人」「本職の人」「技術に精通している人」に出会う。生徒会行事にかかわることで企画力・調整力など社会で生きる力が育つ。地域の文化や産業を知ることで地域に参画し、地域で働く一歩ともなる。この試みをとおして高校教育の枠組みを問いなおし、高校が地域から支持される道を探ります。
吉田真一さん(公立高校)

期 日: 2015年11月28日(土)13時から
場 所: 熊本大学教育学部棟1-B講義室
参加費:1000円(会員になる方は、参加費無料)

交流会を企画しています。(18時20分から)
ご希望の方は、受付にて申し込んでください。

*主催:熊本県高校生活指導研究協議会 
*問合せは、熊本大学教育学部、白石陽一まで
 電話:096-342-2626
 メール:shiro@educ.kumamoto-u.ac.jp




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