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熊本高生研大会「生徒との対話から始めよう」 [お知らせ・連絡]

大会テーマ
「生徒に“なめられる”くらいがちょうどいい!
ー生徒との対話から始めようー」

 いま、働く者の現場においては「成果主義」の圧力、「目標管理」システムの強化など、「不寛容」化、「ブラック企業」化が横行しています。私たち学校現場においても、短期間に成果を上げるために、教師も「きちんとさせる」、「毅然とした態度に出る」ことを選択させられ、生徒に「なめられないように」という「力にたよる」やり方が進行しています。

 誤解を恐れずにいえば、「生徒になめられるくらいがちょうどいい」のではないでしょうか。まず、とりあえず生徒と対話ができて、生徒が抱えている事情を知らなくては、指導の見通しがたちません。「なめられる」とは、とりあえず生徒との対話の切り口がつかめている状態をさすのではないでしょうか。
 
 このたびの講師は、定時制に勤務し、特別支援を担当し、ジェンダーやセクシャルマイノリティ―の観点で実践を進めています。「管理」や「統治」をのりこえてきた講師の実践と知恵に学びましょう。

 期日:2014年11月15日(土)
 場所:熊本大学 教育学部棟 4-B講義室
 参加費:1000円(2014年度県会員になられる方、学生は無料)
交流会費:3000円

 実践報告1 早川恵子さん(公立高校)
 「特別支援コーディネーターとして進学校の変革にとりくむ」

 当事者の「生きづらさ」、「発達 障害」の事情を理解し合うという指導方針が、保護者との対話を成立させ、生徒たちがルールづくりにとりくみ、教師たちの生徒観が大きく変容した。生徒の成長と教師の成長が、みごとに結びついた幸福追求の物語。

 実践講話2 田中幸恵さん(定時制高校)
 「教師の『上から目線』や学校の『あたりまえ』を疑い、力にたよる指導をのりこえる」

 「なめられる」ことが前提、「なめられる」ところから実践をスタートさせる。対話を介さないと「弱者」の声を聴くこともできないし、「暴力」をしずめるこもできない。じつは、これが教師の人権感覚を磨き、指導技術を高めることと不可分なのである。

 この大会に関する内容や運営についての要望・問合せは実行委員長:正清裕一まで
 masamattあっとまーくhotmail.co.jp


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